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28. リフォーム業界はどう変わっていくのか

(抜粋)
~リフォーム市場の規模を見ると、平成20年の住宅リフォーム市場規模は約6・1兆円という推計結果が出ています。平成8年の9・06兆円をピークに低迷は続いています。
 私の記憶では、ピークの平成8年当時、リフォーム市場はこれからもっともっとうなぎのぼりに成長するとされていました。
 では、なぜリフォーム市場が縮小してしまったのでしょうか。根底に経済不況があるのはたしかでしょう。リフォームしたくても、なかなか予算を作ることができないというケースが考えられます。
 また、悪質なリフォームがマスコミなどで取りざたされたことで、業界のイメージが低下したという側面もあるでしょう。~

(抜粋)
~さらに、新築住宅のコストが下がってきたため、リフォームの大型案件が減少してきたということも原因に挙げられそうです。工事の件数が増えたとしても、それ以上に平均単価が下がってしまうと、全体の市場は縮小することになります。~

そしてまた樋口社長が懸念していることのひとつが、競争の激化による収益悪化です。安価にリフォームができるというのは、お客様にとってはよいことなのですが、業者が泣く泣く仕事をしているような状況では、質のいい工事は望めないと述べられています。