住宅完成写真 WORKS

書斎と吹き抜けのある家

東京都大田区

17坪の土地に、建築面積12坪弱の狭小住宅が建ちました。これまで住んでいた家が古くなり、耐震性を高めるために建て替えられました。

2階建て、耐震等級3、準耐火構造。断熱仕様で、エアコンの使用を抑えながら快適に過ごせます。断熱材には『ロックウール』を使用。燃えにくく湿気に強い特性があり、断熱だけでなく耐火性や吸音性の面でも効果を発揮する、環境に優しい素材です。

黒く見える外壁には『ガルバリウム鋼板』が使用されています。長期耐久性と耐熱性があり、金属の腐食を防ぐ作用を持つ表面処理鋼板です。同じ金属製でもトタンとは異なり、高級感があり、耐久性にも優れています。軽量なため地震への負担が少ない点も特徴です。木製の玄関ドアが、シャープさの中に柔らかさのある美しい外観デザイン。

サッシは、リクシル防火窓の新色、ダスクグレー。色みを抑えた濃いグレーで、黒に近いものの重くなりすぎず、空を映してわずかに青みがかっているようにも見え、外観の印象をより際立たせています。細部まで意識されたデザインです。

天井高は1階が2m70cm、2階が2m50cmと、ゆとりがあります。玄関上部は2階までの吹き抜けとなっていて、シーリングファンが空気を優しく循環させます。

玄関のすぐ横には、ハイサイドライト付きのキッチン。通りに面した位置でも、視線を遮りつつ光を取り込み、明るく気持ちの良い空間になっています。キッチン背面には棚を置けるスペースがあり、洗面・バス・トイレへの扉があります。

水回りはひと続きの配置。気兼ねなく広々と使えます。トイレ・洗面・バスそれぞれに小窓があり、小さいけれど開閉可能で、光と風が爽やかに入ります。

1階には壁沿いに造作のカウンターデスク。デスクライトは壁付けで、配線が見えません。大画面のテレビも壁に埋め込まれ、限られた空間をすっきりと広く使っています。

2階には木製の造作家具が並び、ナチュラルで落ち着いた雰囲気。奥には約2畳の書斎があります。シナ材と集成材を使い、ご要望を反映しながら造られた空間。こぢんまりと落ち着ける明るいスペースです。

竣工時にはベッドなどはまだ置かれていませんが、計算された生活動線とこだわりから、充実した暮らしが目に浮かぶようです。

建て替え前

建て替え後