住宅完成写真 WORKS

片付けの習慣がつく収納たっぷりの家

東京都大田区 I様邸

21坪の細長い土地に建てられた、建築面積15坪弱の3階建て。もともとご実家があったのを、二世帯住宅に建て替えました。

今回も建物性能重視で、耐震等級3、制震テープでの制震工法、ZEH水準断熱の、シンプルな家です。敷地が、狭小でなおかつ間口が狭く奥行きがあり、奥に行くほどまたさらに幅が狭くなる形状のため、敷地の形に沿って建物を斜めにし、最大限に広さを確保しました。斜めにすることで、壁も斜めになり、家具の配置が難しくなり、一般に構造費用もかさむという難点はあります。そんな難易度の高い土地での建て替えでした。

玄関にクローゼットを付けて、コート類が収納できるようにしました。これがあると、帰宅後すぐに上着を収納する習慣がつき、散らかりません。シューズボックスも収納力たっぷりにしました。

お風呂は床に除菌水が散布されるものにしました。カビが生えずに綺麗な浴室を保つことができます。脱衣所には、衣類を置ける棚を設置して、衣類が置けるようにしました。

2FにLDKがあります。建築面積15坪弱とは思えない広々としたLDKです。真っ白い清潔感たっぷりのキッチンは、背面にも収納が付いて便利です。

2階南面のバルコニーは、狭いながらも建物の内側にあり天井の付いた形状のインナーバルコニーとし、3階北側バルコニーは東西にも面して開放しているので、使い分けし易い様にしました。実際のところ、1階洗濯機にガス乾燥機(PM2.5・花粉・黄砂などの影響で最近設置がふえました)が付いていますので、洗濯乾燥はバルコニーに干すよりも、こちらがメインとなるそうです。

3Fの階段上がったところには、暖色系の柔らかい照明の共有スペース。その奥には3つの子供部屋。有スペースには、これから収納家具を置きます。洗濯物の収納など考えると、各部屋に収納があるよりも断然便利。部屋に入らずに収納できます。

壁がグレーの部屋は、こだわりの色。クローゼットも広々で、快適です。壁が斜めなのがデザインのアクセントになっていて見た目には素敵です。

お客様インタビューより

計画が二転三転したけれど、よく対応していただいた、とおっしゃっていただきました。

散らからない工夫を一緒に考えながら収納にこだわって設計し、玄関収納や、脱衣所の棚や、3Fの共有スペースを工夫して設けました。入居したら最初のルール極めが肝心だと思っています、と綺麗な家をキープする意気込みでいらっしゃいます。家全体に広いので、掃除が大変そうです、と心配されていましたが、掃除のしやすいシンプルな造りになっていると思います。本当にたった15坪弱の家であることを忘れてしまうくらい、広々とした家です。

お子様たちが個室を喜ばれているとのことです。