猫と暮らすシンプルな家
東京都大田区

28坪の土地に建つ、建築面積18坪、延床面積35坪の家。ロフト付き2階建ての木造住宅で、元の家を解体しての建て替えです。大田区の建て替え助成金を利用しています。耐震設計は標準仕様。さらに準耐火構造で、木造でも火災に強い安心の家です。
大人二世帯と2匹の猫ちゃんが一緒に暮らす家。お施主様が通訳となり、猫ちゃんたちの気持ちも反映させた家です。
外観で見えている一番上の小窓はロフトの窓。この窓から風が入り、家全体の空気が自然に流れます。夏は涼しく、冬は結露しにくい家で、大容量収納も確保できています。

決して大きな家ではありませんが、キッチンはゆとりある広さ。背面にも収納棚があります。鏡面のホワイトで清潔感があります。お施主様と一緒に完成を見て回りましたが、奥様も「ショウルームみたい」とおっしゃっていました。
猫ちゃんの動線も考えられており、ガラス窓からキッチンを覗くことはできるものの、危ないので中には入れないようにとのことです。白い枠の大きなガラス窓越しに、キッチンがとても綺麗に見えます。
リビングとキッチンの入口は木の格子扉、床は天然木の木目で、自然の安らぎがあります。リビングはダークブラウンの収納扉で、デザインにメリハリがあり、さり気ない品の良さを感じます。

この家では、お引っ越し後に収納家具を置く必要がありません。収納はすべて造り付け。余計な物を置かず、すっきりと暮らせそうです。「お洒落な家」「お洒落な暮らし」とはこういうことなのか、と思います。頑張らなくても整った印象になり、きっと何年住んでも「ショウルームみたい」な家を保つことができるでしょう。
「しあわせ設計の家」は、余計なものを加えない、シンプルで自然な家がコンセプト。「私にぴったりです」と嬉しそうにおっしゃっていただけました。これまでどのように暮らしてこられて、未来の生活はどうなっていくか、想像を巡らせた家です。
2階に上がると最初に、シンプルな真っ白の明るい部屋が目に入ります。各部屋にクローゼットがあり、廊下にも扉付きの収納が付いていて、さらに部屋からも廊下からも出入りできるウォークイン収納も。収納内には窓があり、風通し良好で温度・湿度管理がしやすく、収納すること自体が楽しくなりそうです。各部屋にペット対応ドアが使われ、猫ちゃんが出入りできます。
2階のさらに上には短い階段があり、大容量収納のロフトへと続きます。ロフトまで付いた広い家になったことに、お施主様もあらためて驚かれていました。構造の隅々まで無駄なく使われ、家の隅には採光・通風の窓もあります。季節を通して、エアコンに頼りすぎずに過ごせます。
敷居などの段差は、特にご要望がなくても基本的にバリアフリー設計。バス・洗面・トイレは1階にまとめられ、将来は1階だけでも生活できる間取りです。

玄関には小窓が2つあり、ドアからも光が入り、開放的で明るい空間です。大きな鏡は姿見として使え、デザイン性を兼ねています。正面にはトイレがあります。
末長い家族のしあわせを考えた美しい家です。ここからまた暮らし方が少しずつ変わっていく様子が思い浮かびます。この家で、さらにしあわせになっていただけたらと思います。
営業設計より

工房を営んでおられたご夫妻がお店を閉め、ご夫妻・お母様・成人されたお子様と2匹の猫との同居出来る家づくりの相談を受けたのが一昨年。何度もご自宅に伺い、今までの住まいの歴史や、これからの生活をご家族でどの様に過ごすかを想像し、話し合いながら、間取り打ち合わせを行いました。仕様面ではショールームにも何度も足を運び、納得いく商品をお選び頂けました。昨年のコロナで一時お打合せが中断しましたが、昨年末に解体し、5月に無事竣工しました。

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